宇都宮中央署は9日、自転車の安全利用を訴えるオリジナルデザインのボックスティッシュを管内の3高校に贈呈した。県トラック協会宇都宮中央支部から1800個寄贈を受けた啓発品で、今後管内の他の高校・特別支援学校11校にも配布する。
箱はスマートフォンの通信アプリのメッセージ画面を模した独自のデザイン。「ながらスマホ」や信号無視、一時不停止といった交通違反を紹介し、ヘルメット着用も促している。
文星芸大付属高で行われた贈呈式には、森平芳彦(もりひらよしひこ)署長や平賀勝利(ひらがかつとし)支部長らが出席した。同校と宇都宮文星女子高、宇都宮短大付属高の代表生徒3人がティッシュを受け取った。
文星芸大付属高3年木下七虹(きのしたななこ)さん(17)は「『ながらスマホ』は絶対せず、今まで以上に気を付けて交通ルールを守りたい」と話した。