やはり背番号13が一番輝くのはコートの上。誰もにそう思わせる活躍を見せつけた。
バスケットボールB1宇都宮ブレックスで負傷による欠場が続いた渡辺裕規(わたなべひろのり)が5日、愛知県豊田市のスカイホール豊田で行われた第29節三河との第1戦で復帰を果たし、代名詞の3点シュートを決め会場のファンを熱くさせた。
「この一本を決めるために、ずっとやってきた」。第2クオーター(Q)5分46秒、昨年10月26日のFE名古屋戦以来、約半年ぶりにコートに立つと、ファンは万雷の拍手でお出迎え。そしてそれに応えるのが、この男だ。同7分32秒、D.J・ニュービルからのパスを左45度で受けると迷いはない。きれいなアーチを描いたボールはネットへ吸い込まれ、アウェーにもかかわらず会場は大歓声に包まれた。

激しい守備を見せる渡辺(左)=9日の越谷戦から、加藤竜矢撮影
3月22日で37歳。リーグでは竹内公輔(たけうちこうすけ)ら40歳を越えてなお活躍を続ける選手はいるが、とうにベテランの領域だ。それ故、シーズン中の負傷は「不安でしかなかった」。
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