加齢や病気などの影響で運転に不安を抱えるドライバーらから2024年に県警へ寄せられた安全運転相談は、前年比329件(12・1%)増の3053件に上り、過去最多だったことが17日までに、県警のまとめで分かった。鹿沼市で11年、てんかんの持病を隠して運転免許を不正取得した男性のクレーン車に児童6人がはねられ死亡した事故後から増えていたが、18年以降は2千件台で推移していた。識者は社会の意識の高まりや高齢化の影響を要因に挙げる。事故は18日、発生14年を迎える。