参院選の投開票日と見込まれる7月20日まで3カ月となった。栃木選挙区(改選数1)では18日現在、3選を目指す自民党現職の高橋克法(たかはしかつのり)氏(67)=公明党推薦=、立憲民主党新人の板津由華(いたづゆか)氏(36)、参政党新人の大森紀明(おおもりのりあき)氏(54)の3人が立候補を表明している。自民は「政治とカネ」の問題や「ミニ統一地方選」での保守分裂に危機感を募らせる一方、立民も総合選対の結成が遅れるなど出遅れ感は否めない。他党も埋没を防ごうと擁立を目指すが、思うように人選が進まないのが実情だ。