無所属新人で前市議同士の一騎打ちとなった真岡市長選は、中村和彦(なかむらかずひこ)氏(52)が1万9805票を獲得。佐々木重信(ささきしげのぶ)氏(85)に1万2683票差をつける圧勝で初当選を果たした。投票率は43・86%で、過去最低だった前回2021年の41・37%を2・49ポイント上回った。

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 中村氏は市議6期22年の経験と若さを武器に、子育て支援や雇用の充実など7分野45項目の政策を遊説などで精力的に訴えた。市議20人のうち16人の支持、現職の石坂真一(いしざかしんいち)氏と長男の県議太(まさる)氏の支援を得た組織力で終始リードを保った。