スペインの国際酒類コンクールで金賞を受賞した「惣誉 純米吟醸」(惣誉酒造提供)

スペインの国際酒類コンクールで金賞を受賞した「四季桜 とちぎの星純米酒」(宇都宮酒造提供)

スペインの国際酒類コンクールで金賞を受賞した「四季桜 純米大吟醸」(宇都宮酒造提供)

スペインの国際酒類コンクールで金賞を受賞した「惣誉 純米吟醸」(惣誉酒造提供) スペインの国際酒類コンクールで金賞を受賞した「四季桜 とちぎの星純米酒」(宇都宮酒造提供) スペインの国際酒類コンクールで金賞を受賞した「四季桜 純米大吟醸」(宇都宮酒造提供)

 スペイン政府公認の国際酒類コンクール「CINVE(シンヴェ)2025」が1日までにスペインのマドリードで行われ、日本酒部門で本県から出品された3点が金賞を受賞した。

 受賞したのは「四季桜 純米大吟醸酒」「四季桜 とちぎの星純米酒」(宇都宮酒造)、「惣誉 純米吟醸」(惣誉酒造)。金賞は頂点のCINVE大賞、最高金賞に次ぐ賞とされる。

 シンヴェ日本事務局によると、同コンクールは2006年から開催されている。スペインにおける急速な日本食や日本産酒類の認知の高まりを受け、19年に同コンクールに日本酒・焼酎部門を新設。23年に古酒の部門を新設した。第6回となった今回は、約40蔵元が約100点を出品した。

 同コンクールは、スペイン国内で知名度を上げることに留まらず、欧州広域、中南米での販路拡大へ向けた後押しとなる品評会として知られている。