3回、作新の柳沼が右前適時打を放つ=清原球場、広瀬華撮影

◇ほかにも下野新聞フォトサービスに写真

 第78回春季県高校野球大会兼第77回春季関東地区大会県予選第8日は3日、宇都宮市の清原球場で準決勝2試合が行われ、佐野日大が3年ぶり10度目、作新学院が2年ぶり29度目の決勝進出と、17日に茨城県で開幕する関東大会への出場を決めた。

 昨秋王者の佐野日大は、前回4強の文星芸大付を7-0の七回コールドで下し、2季連続で関東大会への切符をつかんだ。

 作新学院は昨秋準優勝の宇都宮工を7-0の七回コールドで圧倒した。関東大会出場は31度目で県勢最多。

 大会最終日は4日午前10時から、同球場で佐野日大-作新学院の決勝が行われる。

足で相手かき回す 作新

 前々回王者が疾風のような機動力野球で、強さを取り戻した。作新学院は足を絡めて宇都宮工を圧倒し、7-0の七回コールド勝ち。葭葉慶治(よしばけいじ)主将は「テーマとするスピード感あるプレーを見せられた」とうなずいた。