6回、佐野日大の井上が右前に同点とする2点適時打を放つ=清原球場、森田大地撮影

◇ほかにも下野新聞フォトサービスに写真

 第78回春季栃木県高校野球大会兼第77回春季関東地区大会県予選最終日は4日、宇都宮市の清原球場で決勝が行われ、佐野日大が10-9で作新を下し、4年ぶり7度目の優勝に輝いた。

 両校は17日から茨城県のひたちなか市民球場ほかで開幕する関東大会に出場する。県勢は2回戦が初戦となり、佐野日大は同日正午から習志野(千葉県2位)と、作新学院は18日午後0時半から神奈川1位と、いずれも同球場で対戦する。

リード許しても焦りなく 佐野日大

 同点に追い付いた六回2死一、三塁。佐野日大の4番阿部晴太朗(あべせいたろう)の木製バットが内角高め134キロの直球を捉える。