相撲道場で生徒の稽古を見守る益子さん=矢板高

 東京・両国国技館で開催中の大相撲夏場所で、本県出身の関取3人が奮闘している。生田目、若ノ勝、三田の指導経験がある県相撲連盟理事長で矢板高相撲部監督の益子邦浩(ましこくにひろ)さん(60)に今の心境や躍進の背景を聞いた。

 -開催中の夏場所に本県出身の関取(生田目、若ノ勝、三田)が出場しています。

 「県内から3人関取が出るのはこれまでありませんでした。相撲をする子どもたちから『頑張れば自分も(関取に)なれるんだ』と目標になる存在になってくれました」

 -3人との関わりは。

 「三田は黒羽高時代の教え子です。若ノ勝は同校と連携して練習している若草中で、生田目は小学生の時に大田原市の相撲道場に来ていました」

 -当時の印象は。