宇都宮市は14日、群馬県内で確認されたはしか(麻疹)患者が、市内の飲食店を利用していたことが分かったと発表した。
群馬県によると、患者は富岡市の富岡保健所管内の医療機関から届け出があった40代男性。10日に全身倦怠(けんたい)感などの症状が現れていた。調べたところ、同日午後0時5分~25分ごろにかけて、宇都宮市西原3丁目の「はなまるうどん宇都宮西原店」を利用していたことが判明した。
はしかは感染力が強いことから、宇都宮市は同時間帯に店にいた客に対し、発熱やせきなどの症状が現れた場合は最寄りの保健所に連絡し、医療機関を受診する際は公共交通機関を使わないよう呼びかけている。