第77回春季関東地区高校野球大会は17日、茨城県で開幕し、1都7県の代表17校が激突する。県勢は秋春の2季連続で県大会を制した佐野日大(3年ぶり10度目)と準優勝の作新学院(2年ぶり31度目)が出場。佐野日大は同日正午からひたちなか市民球場で習志野(千葉2位)と、作新学院は18日午後0時半から同球場で横浜(神奈川1位)と対戦する。春のセンバツ甲子園では33年ぶりに4強中3校を関東勢が占めるなど、レベルの高さに注目が集まる今大会。強豪に挑む県勢の戦いを展望する。
総合力の佐野日大 積極的な打撃で主導権握れるか
佐野日大は投打で充実し、県大会では総合力の高さを見せつけた。

俊足巧打で強力打線に厚みを加える佐野日大の浅野
野手陣は1番井上遥翔(いのうえはると)を中心に強いスイングで安打を量産し、チーム打率は4割1分3厘を記録。また下位打線の浅野雄飛(あさのゆうひ)も県大会では井上と並び打率6割2分5厘をマーク。どこからでも得点を奪える切れ目ない打線で決勝では、5点差をひっくり返す底力を見せた。
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