企画展の来場を呼びかける秋元さん

 【大田原】木工や鍛冶の分野で活躍する作家が手がけたインテリア用品などを展示販売する企画展「a room」が31日まで、親園のギャラリーショップ田谷で開かれている。

 「一杯を楽しむための器を」という思いから、同所の「秋元珈琲焙煎(コーヒーばいせん)所」が2021年にギャラリーをオープン。石蔵を改装した店内で、各分野の作家が制作したマグカップや皿、照明器具などの“一点物”を販売している。

 企画展は店主秋元健太(あきもとけんた)さん(38)が「コーヒーを楽しめる理想の部屋」をイメージして企画し、那須塩原市や芳賀町の作家らに協力を依頼した。

 タイトルは企画展に協力した音楽デュオ「いろのみ」の新アルバム名から採用。店内にはピアノと弦楽器、エレクトロニクスを組み合わせた「いろのみ」の楽曲が流れ、ドリップスタンドやカトラリー類など約200点が並ぶ。

 秋元さんは「思いがこもった作品を手に取ってもらい、皆さんの生活に彩りを届けたい」と話している。

 午後1~5時。日、月、火曜定休。支払いは現金のみ。(問)同焙煎所080・8874・8361。