450回目の慰問で熱唱する大森さん

 【鹿沼】幸町2丁目、元会社員大森幹彦(おおもりみきひこ)さん(79)は、介護施設などで歌を披露する「歌のボランティア」を約16年間続けて、このほど計450回を数えた。

 大森さんは金融機関に勤め、定年退職を1年半後に控えた2009年9月、知人の勧めで慰問を始めた。「昭和の演歌を歌い継ぐ」と宇都宮、鹿沼、栃木、佐野市の施設で1回45~60分、昭和20~50年代の10数曲を歌い上げている。