ゼビオホールディングス(HD、福島県郡山市)の中村考昭(なかむらたかあき)副社長執行役員は19日、子会社でスポーツ用品販売大手ゼビオ(同)の本社機能を移転する宇都宮市中心部のファッションビル「宇都宮パルコ」跡(宇都宮市馬場通り3丁目)の活用方法について、HD傘下の複数ブランドのスポーツ小売店を入居させ、半分程度に商業機能を持たせる方針を明らかにした。スポーツ関連団体や企業などが入居できるシェアオフィスを設置する意向も示し、スポーツを通じた地域活性化の拠点を目指す考えを表明した。
19日に同市内で開かれた下野新聞社の会員制組織「しもつけ21フォーラム」の講演で明らかにした。
宇都宮パルコは2019年5月に閉店し、5年以上空きビルとなっていた。
ゼビオHDは23年3月、宇都宮市とスポーツを通じたまちづくりに関する連携協定を締結。25年1月末に宇都宮パルコ跡の取得を発表した。グループ全体の店舗数は全国で約880店舗、25年3月期の連結売上高は約2500億円に上る。
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