リモートで会見に臨んだ森島市長(右)

 【矢板】第2子誕生に伴い今月1日から育児休暇を取得している森島武芳(もりしまたけよし)市長は20日、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」で自宅から定例記者会見にリモート参加した。市として初めての試みという。

 画面越しに発表資料を読み上げ、記者の質問にもそつなく応じた森島市長。約30分間の会見はトラブルなく終わり、「市役所へ移動する時間でミルク作りや洗濯、食器洗いをすることができた。無事にできて安心」と振り返った。

 この日は夕方から子連れ出勤にも挑戦。4歳の長男とともに市長室で決裁処理など公務に当たり、「働き方の選択肢をひねり出し、みんなで見守る形を構築したい」と意欲を見せた。