3シーズンぶりのBリーグ制覇を懸けて、チャンピオンシップ(CS)決勝に挑む宇都宮ブレックス。琉球ゴールデンキングスとの大一番を前に、ブレックスの戦いぶりを一番近くで見てきた下野新聞社運動部の湯田大士記者に、今シーズンの強さの理由やCS決勝のポイントを聞きました。
◇目次◇
宿敵・千葉Jとの激闘
――まず、ここまでのCSの戦いについて、どのように見ていますか?
湯田 レギュラーシーズンの勢いそのままに、充実した勝ち方ができていると思います。千葉ジェッツに1敗こそしましたが、勝った4試合は得点も伸びて、ブレックスらしい戦いができました。

――千葉ジェッツとの準決勝は第3戦までもつれました。勝敗を分けたポイントはどこにあったのでしょうか?
湯田 特にスリーポイントシュートの精度が鍵だったと見ています。第3戦では、第2クォーターで30点を取り、そこで突き放せたのが勝因でした。
今シーズンのブレックスは、歴代最多の平均得点84.6点を記録しており、スリーポイントを多用するスタイルが特徴です。
逆に敗れた試合では、スリーポイントが決まらなかったり、いい打ち方をさせてもらえなかったりと、相手の守備に抑えられていることが多いです。

今シーズンの強さの理由
――レギュラーシーズンはリーグ最高勝率での東地区優勝。今シーズンのブレックスの強さの要因はどういった点にあると考えていますか?
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