両頬などに赤い発疹が出る伝染性紅斑(リンゴ病)が県内で流行している。県が22日までに公表した12~18日の1週間に報告された1定点医療機関当たりの平均患者数は7・56人で、過去10年で最多を記録。本県の平均患者数は11日までの5週連続で全国最多となっている。識者は「抗体がない状態で県外からウイルスが持ち込まれたことで、大きな流行につながっているのではないか」とみており、手洗いなど基本的な感染症対策を呼びかけている。