梅雨や夏の季節が近づいてきた。そこで気を付けたいのが食中毒である。細菌は高温多湿の中で繁殖しやすく、これから特に注意が必要だ。家庭内で食品を調理する際に気を付けるべき点を県の担当者に聞いた。

 食中毒は、細菌やウイルスが付着した食べ物を食べることで、嘔吐(おうと)や下痢、腹痛などの症状が出る病気。気温や湿気が高く、細菌が増えやすい6~9月ごろに多く発生する。

 県医薬・生活衛生課によると、調理時に特に気を付けたいのが「カンピロバクター」「黄色ブドウ球菌」「ウエルシュ菌」の三つ。