福田屋百貨店(宇都宮市戸祭元町、福田宏一(ふくだこういち)社長)は6月1日、オリジナル日本酒「福酔(ふくよい)」の純米吟醸と純米大吟醸の2種類を数量限定で発売する。福田屋の酒類担当バイヤーが自ら酒米の選定や酒造りに参加して完成させた。
地域に根ざした新しい取り組みをすることが狙い。オーダーメードの酒造りを事業主体とする小林醸造(鹿沼市)の前日光醸造所に依頼した。
純米吟醸は酒米に農業法人東日本鹿沼(鹿沼市)のイセヒカリを使用し、精米歩合は55%。軽快な飲み口が特徴という。
純米大吟醸は、同momofarm(モモファーム、大田原市)の五百万石を使った。精米歩合45%。福田屋の担当者は「ふくよかな香りと爽やかな切れ味が楽しめる」とアピールする。いずれも720ミリリットルで、アルコール度数は15度。
100本ずつの計200本をFKD宇都宮店とインターパーク店、福田屋鹿沼店の3店舗で販売する。純米吟醸は3300円、純米大吟醸は5500円。