栃木銀行(仲田裕之(なかだひろゆき)頭取)は3日、2026年度の新入行員の初任給を一律で2万円引き上げると発表した。優秀な人材を確保するのが狙いで、初任給アップは24、25年度に続き3年連続となる。
今回の引き上げで初任給は大卒が27万円、短大・専門学校卒が25万5千円、高卒が24万5千円となる。初任給引き上げ前の23年度と比べると、大卒は6万5千円、短大・専門学校卒は9万4千円、高卒は9万1千円それぞれアップすることになる。
同行は26年度、約70人の採用を予定している。人事部の担当者は「将来の中核を担ってもらう人材を採用するため、積極的に投資していきたい」としている。