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 【宇都宮】初夏の陽気が続く中、上金井町の宇都宮動物園でアミメキリンなど飼育動物のベビーラッシュが続いている。動物の赤ちゃんは無邪気に走り回ったり、木陰で昼寝をしたり愛らしい姿を見せ、来園者の心を癒やしている。

 同園では5月中旬から下旬にかけてカピバラ、アミメキリン、マーラの赤ちゃんが誕生した。アミメキリンとマーラは各1頭。カピバラは三つ子を産んだが、そのうちの1頭は翌日に死んでしまった。

親に寄り添うマーラの赤ちゃん(右)
親に寄り添うマーラの赤ちゃん(右)

 残るカピバラのきょうだい2頭はすくすくと元気に育っており、それぞれ「ぱんこ」と「ぽんず」と名付けられた。

両親の間に挟まって昼寝をするカピバラの赤ちゃん
両親の間に挟まって昼寝をするカピバラの赤ちゃん

 アミメキリンの赤ちゃんは19歳の母「コウメ」の子でオス。ひときわ小さな体で、コウメをはじめ、同じ動物舎のキリンたちが面倒をみている。名前は、今月中旬にも来園者から募って決めるという。

ひときわ小さな体のアミメキリンの赤ちゃん(左)
ひときわ小さな体のアミメキリンの赤ちゃん(左)

 荒井賢治(あらいけんじ)園長(61)は「親子で寄り添う愛らしい姿は今だけ。一生懸命、生きている姿を見てほしい」と話している。