オリオン通りを威勢良く渡御する市場神輿

 市場神輿(みこし)が街なかに繰り出す「市場祭」が1日、宇都宮市のオリオン通り周辺で開かれた。

 同祭は、市中央卸売市場(簗瀬町)で働く人を中心に組織した神輿と同名の運営団体が、例年6月第1日曜に開催している。今回は同市場開場50周年を記念し、バンバ市民広場西側で飲食物販売や同団体のPR活動なども行った。

 担ぎ手約300人は宇都宮二荒山神社下之宮から渡御を開始。オリオン通りのアーケード内などを威勢良く練り歩いた。居合わせた人たちがスマホを構える姿も見られた。

 外崎裕二(そとざきゆうじ)実行委員長(57)は「天気にも恵まれ、開場50周年を盛大に祝えた。これからも街の中心はオリオン通りという気持ちで盛り上げていきたい」と話した。