宇都宮市江野町の宝石店「ジュエリーツツミ宇都宮店」で起きた放火強盗殺人事件から11日で25年。従業員6人が焼死させられた犯罪史上まれに見る凶悪事件だが、年月とともに事件を知らない世代も増え、記憶の風化が進む。一方で家族を奪われた遺族の心の傷は癒えない。「あれだけの事件があったことをどうか忘れないで」。まな娘の命を奪われた遺族の1人が取材に応じ、現在の心境を語った。

仏壇に手を合わせる立川正己さん=9日午後、栃木市
「(事件は)まるで昨日の出来事のよう。一日たりとも忘れたことはない」
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