バスケットボールのアジア9チームで争うチャンピオンズリーグ(BCL)・アジアは14日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで決勝が行われ、宇都宮ブレックスは前回王者のアル・リヤディ・ベイルート(レバノン)に94-93で競り勝ち、チーム初のアジア王者に輝いた。また9月に、シンガポールで開かれる「FIBAインターコンチネンタルカップ」への出場権を獲得した。

 

 ブレックスは第1クオーター(Q)、一時13点のリードを許すも、守備から流れを取り戻し26-29。第2Qは比江島慎(ひえじままこと)が、2本の3点シュートを含む12得点を挙げ、50-46で折り返した。

 第3Qは中盤、この日最大の7点のリードを奪うが、終盤に追い上げられ71-70。第4Qは、5分に82-82に追いつかれると、互いにリードを奪い合った。91-93で迎えた残り23・6秒、ニュービルが3点シュートを沈め、そのリードを死守した。

 最優秀選手賞(MVP)にはニュービル、ベスト5にはニュービルとフィン・ディレイニーが選ばれた。

佐藤栄一宇都宮市長の話 宇都宮ブレックスがアジアNo.1に輝いたことは、宇都宮市民はもとより日本の誇りであり、この上ない喜びです。偉業を成し遂げた選手とスタッフ、そしてブレックスファンの皆様に敬意を表します。


【電子号外】ブレックスアジアV(2025年6月14日)