競泳男子100メートル平泳ぎで優勝した大貫(白鴎足利)=日環アリーナ栃木屋内水泳場、内藤大地撮影

 関東高校水泳大会県予選は13日、宇都宮市の日環アリーナ栃木屋内水泳場で競泳の各種目が行われた。

 男子100メートル平泳ぎは大貫櫂斗(おおぬきかいと)(白鴎大足利)が1分4秒21で初優勝した。女子100メートルバタフライは後藤結愛(ごとうゆあ)(佐野日大)が1分0秒01の大会新記録で3連覇を飾った。

 各種目3位までに入るか、8位以内で標準記録を突破した選手は、7月19~21日に埼玉県川口市青木町公園総合運動場プールで行われる全国高校総体予選を兼ねた関東大会に出場する。

悔しさ原動力に成長

 予選で大会新記録、決勝は2位に2秒30の差をつけて頂点に立っても、満足する気持ちはなかった。競泳男子100メートル平泳ぎを制した大貫櫂斗(おおぬきかいと)(白鴎大足利)は「(1分)3秒台が出て、取りあえず良かった」と淡々と振り返った。