羽を広げて来場者らにあいさつするタイハクオウム=15日午後、那須町大島

 日本動物園水族館協会(JAZA)が定める「オウム・インコデー」の15日、那須町大島の那須どうぶつ王国でオウムやインコの生態や生息環境などを解説する特別トークイベントが行われた。

 インコデーは絶滅の危機にひんするオウム、インコ類について広く知ってもらおうと、同協会が2006年に「オウム(06)」「インコ(15)」の語呂合わせから定めた。同園は毎年、この日にちなんでトークイベントを開いている。

 イベントでは占いインコとして活躍するヨウムの「オリビア」とタイハクオウムの「ライラ」が飼育員らの腕に乗って登場。約50人の来場者を前に、密猟、森林伐採がオウムやインコに与える影響などを飼育員らが解説した。

 家族で訪れた東京都北区、小杉隼也(こすぎしゅんや)ちゃん(5)は「楽しかった。インコはおしゃべりが上手だった」と笑顔だった。