「とちぎ地元の酒で乾杯フェスタ2025」のチラシ

 

 栃木県内の酒造者と消費者が触れ合うイベント「とちぎ地元の酒で乾杯フェスタ2025」が7月4、5日、宇都宮市江野町のオリオンスクエアで開かれる。栃木クラフトビール推進協議会、県酒造組合でつくる実行委員会が主催。9回目となる今回はワイナリーが初めて出店し、米、麦、ブドウを原料とする栃木の酒がそろった。

 テーマは「語る、つながる、そして味わう-地元の酒の新たな魅力を体験」。県内の日本酒、クラフトビール、ワインなどの醸造する酒造者が一堂に会し、来場者と直接触れ合う「語る場」「つながる場」を提供する。各ブースでは造り手が自らの作品の魅力や背景を伝え、単なる販売にとどまらない“深い体験”の提供を目指している。

 県酒造組合の30蔵元は、自蔵銘柄酒を提供しながらパンフレットを配って、日本酒など「日本の伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産であることをPRする。

 クラフトビールは11ブルワリーが出店。このうち6ブルワリーは、県内酒蔵の酒かすを原料に加え、それぞれ工夫したオリジナル「酒かすクラフトビール」を提供する。7月4日には、開発に携わった県産業技術センターの筒井達也(つついたつや)主任研究員と仕込みに挑んだブルワーが、開発の意義や苦労、出来上がったビールの魅力について語るトークショーを行う。

 4日が午後5~9時、5日が午後3~9時。宇都宮餃子、焼きそばなどのフード、ソフトドリンクも出店する。5日午後4時20分~6時50分には、ミヤ・サンセットジャズ演奏が行われる。雨天決行だが、荒天時には中止になる場合もある。

 出店予定者は次の通り。

 【日本酒】(蔵元と代表銘柄)
天鷹酒造(大田原市)「天鷹」
渡邉酒造(大田原市)「旭興」
菊の里酒造(大田原市)「大那」
平山酒造店(大田原市)「藤の盛」
富川酒造店(矢板市)「忠愛」
森戸酒造(矢板市)「十一正宗」
小島酒造店(塩谷町)「かんなびの里」
松井酒造店(塩谷町)「松の寿」
白相酒造(那珂川町)「栃茜」
せんきん(さくら市)「仙禽」
片山酒造(日光市)「柏盛」
渡邊酒造店(日光市)「日光誉」
島崎酒造(那須烏山市)「東力士」
宇都宮酒造(宇都宮市)「四季桜」
井上清吉商店(宇都宮市)「澤姫」
虎屋本店(宇都宮市)「七水」
小林醸造(鹿沼市)「鹿沼娘」
惣誉酒造(市貝町)「惣誉」
外池酒造店(益子町)「燦爛」
辻善兵衛商店(真岡市)「桜川」
飯沼銘醸(栃木市)「姿」
北関酒造(栃木市)「北冠」
相良酒造(栃木市)「朝日栄」
小林酒造(小山市)「鳳凰美田」
三福酒造(小山市)「三福」
杉田酒造(小山市)「雄東正宗」
西堀酒造(小山市)「門外不出」
若駒酒造(小山市)「若駒」
第一酒造(佐野市)「開華」
吉井酒造(佐野市)「初戎」
【クラフトビール】
油伝麦酒(栃木市)
ISHII BREWING(足利市)
THE KICHI(日光市)
栃木マイクロブルワリー(宇都宮市)
BLUE MAGIC(宇都宮市)
ろまんちっく村ブルワリー(宇都宮市)
うしとらブルワリー(下野市)
那須高原ビール(那須町)
なすですな(那須塩原市)
Nikko Brewing(日光市)
808ブルワリー(小山市)
【ワイン】(ワイナリー)
かぬま里山わいん(鹿沼市)
KUSAKA VINEYARDS(市貝町)
Hinoe Winery(宇都宮市、5日のみ出店)
【ソフトドリンク】
ジェラテリアマキシム(宇都宮市、イチゴスムージー、4日のみ出店)
WALK EATER(宇都宮市、県産フルーツカクテルとイチゴスムージー)


【編注】
併用画像

【末尾編注】