栃木県那須町大島の那須どうぶつ王国で5月に生まれたヒツジ「ヴァレーブラックノーズシープ」の赤ちゃん「サン」と「クラン」が一般公開され、愛らしい姿が来園者を癒やしている。

来園者らを楽しませるヴァレーブラックノーズシープの親子。左からシオン、サン、クラン
スイスのヴァレー地方原産で、顔や耳、足の先と関節部が黒いのが特徴。ぬいぐるみのような見た目から「世界で最もかわいいヒツジ」とも呼ばれている。

来園者らを楽しませるヴァレーブラックノーズシープの赤ちゃん。左からサン、クラン
2頭はいずれも雌で体長約60センチ、体重約10キロ。厳しい暑さとなった17日は飼育員を追いかけたり、母親の「シオン」の乳を飲んだりする様子も見られ、来園者らが写真に収めていた。
飼育員の清水和矩(しみずかずのり)さん(24)は「跳ねながら走る姿を見られるのは今の時期だけ。ぜひ見に来てほしい」と話した。
宮城県名取市愛島(めでしま)小豆(あずき)島(しま)、本吉柑菜(もとよしかんな)ちゃん(6)と紘菜(ひろな)ちゃん(4)姉妹は「顔も、走り回る様子もかわいかった」と喜んでいた。