【野木】7月19、20の両日開かれる夏の風物詩「ひまわりフェスティバル」会場で、町は12日、職員研修の一環としてヒマワリの間引き作業を行った。
町のイベントへの理解を深めるのが目的。新規採用職員9人が、ヒマワリの栽培を毎年担う野木ひまわり協議会や産業振興課の職員らと協力し、会場内の約2千平方メートルの間引きや除草に汗を流した。
こども教育課職員の長浜優那(ながはまゆうな)さん(22)は「暑い中での作業は大変だったが、きれいに咲いてくれたらうれしい。毎年のように見に来ていたが、イベントにはたくさんの人の苦労があると理解できた」と話していた。
同協議会の知久善一(ちくぜんいち)代表(75)は「生育は順調。今年もきれいに咲き、多くの方に来てもらいたい」と期待を込めた。
同フェスティバルは今年で34回目を迎える町の一大イベント。約4ヘクタールの畑に「サンマリノ」「ハイブリッドサンフラワー」など4種類、計30万本以上が咲き誇る予定。今年は熱中症などの影響を考慮し、ステージイベントは19日のみに縮小して開催する。