参院選の投開票が見込まれる7月20日まで1カ月に迫った。栃木選挙区(改選数1)では19日現在、計5人が立候補を表明。2007年の定数削減後では前回(22年)の6人に次ぐ多さで、3選を目指す自民党現職に野党の新人が挑む構図だ。衆院での少数与党下で厳しい政権運営を強いられてきた自民に対し、野党各党も知名度不足や出遅れが響いており、各陣営とも支持固めや県内全域での浸透に力を入れる。