サクラやウメなどの木に寄生して枯死させる特定外来生物の昆虫「クビアカツヤカミキリ」による県内での被害が2024年度、新たに2788本確認されたことが14日までに、県のまとめで分かった。初確認された17年度以降、初めて減少したものの被害数は依然として多く、24年度は新たに上三川、益子、芳賀の3町で被害が判明し15市町に拡大した。県は巡回の強化や防除方法の研究など、引き続き拡散防止に力を入れる。