大阪・関西万博の栃木県ブースは29日、盛況のまま3日間の出展を終えました。栃木県にとって万博後のレガシー(遺産)の一つとなるのが、人気オンラインゲーム「ロブロックス」の仮想世界に開発されたオリジナルゲーム「トチギゴッコ」です。中禅寺湖や華厳の滝など栃木県内の観光名所をデジタル空間に再現。ジャンプで障害物や落とし穴を避けながら、ゴールを目指すアクションレースとなっています。
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早速、デジタル報道部記者もゲームに挑戦しました。ただ、思いのほか難しく記者には“無理ゲー”だったので、ゲームが得意な息子(8)に協力してもらい、何とかゴールにたどり着けました。栃木県内のヴァーチャル旅行の道のりをリポートします。

スタート地点は栃木県庁です。万博で栃木県が掲げるるキーメッセージ「山水共里」の看板を横目に先を急ぐと、空中に浮かぶカラフルな足場が登場。足場をジャンプして先に進むと、目の前に現れたのは栃木市の「蔵の街」です。ここでも、巴波川に浮かぶ遊覧船をジャンプで渡ります。気分は源義経の「八艘(はっそう)飛び」です。

次に挑むのは日光市の「神橋」です。ただ、足場はほとんどありません。下を流れる大谷川に落ちないよう、狭い板をジャンプして橋を渡ります。続いて「日光杉並木街道」では、コケのように点在するブロックを飛び乗っていきます。


その先に現れたのは日光東照宮の「陽明門」。綱渡りのように細い道で門を通過すると、JR日光駅が登場します。黄色の点字ブロックを飛び移って進んだ先には、東武日光駅がありました。
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