阿久津大会実行委員長(左)から優勝カップを受け取る生源寺=西那須野CC

 プレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品最終日(29日・西那須野CC=6956ヤード、パー71)2位からスタートした生源寺龍憲(しょうげんじたつのり)が6バーディー、ノーボギーの65と伸ばして逆転し、通算23アンダーの261で初優勝を飾った。今季開幕戦に続くツアー2勝目。賞金1千万円を獲得した。

 1打差の2位に62をマークした大岩龍一(おおいわりゅういち)が入り、さらに1打差の3位にはスコット・ビンセント(ジンバブエ)。首位スタートの石坂友宏(いしざかともひろ)は通算20アンダーの4位。

 栃木県勢は下野市出身の前田光史朗(まえだこうしろう)と佐野日大高出の小林伸太郎(こばやししんたろう)が57位。宇都宮市出身の阿久津未来也(あくつみきや)は67位だった。(出場73選手、気温29・7度、南南西の風2・3メートル、観客2026人)

勝利呼んだ16番バーディー

 今季2勝目を挙げ、生源寺龍憲(しょうげんじたつのり)は阿久津未来也(あくつみきや)大会実行委員長(宇都宮市出身)の優勝インタビューに満面の笑みで答えた。「早く(2回目の)優勝したかった。本当に最高」と逆転勝利に声も弾んだ。