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 今年上半期の罪や汚れを払う「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ) 茅(ち)の輪くぐり」が30日、茂木町茂木の八雲神社で行われ、神職や参拝客が参道に置かれた茅の輪をくぐり、次の半年間の無病息災を願った。

楽しそうに茅の輪をくぐる子ども=30日午後5時15分、茂木町茂木
楽しそうに茅の輪をくぐる子ども=30日午後5時15分、茂木町茂木

 同神社恒例の夏の行事で茅の輪は直径約1・8メートル。6月25日に小堀真洋(こぼりまさひろ)宮司(52)らが作り、本殿前に設置した。午後3時から神事を伴う輪くぐり大祓式が行われ、夕方にかけて一般の参拝客が増えていった。参道には露店も軒を連ね、日が傾くと夏祭りのような風情が漂った。

 娘2人と参拝した同所、自営斎藤陽子(さいとうようこ)さん(49)は「毎年来ている。暑い日が続くので家内安全と家族の健康を願った」と話した。茅の輪は10日ほど設置される。

◇ほかにも下野新聞フォトサービスに写真