創業105年の歴史ある黒田養蜂園が採取した蜂蜜を味わえるカフェやジェラートなどのスイーツ専門店を運営する。ミツバチの生態を観察したり蜂蜜料理を学んだり、蜂蜜のさまざまな魅力に触れられる体験型複合施設の整備を描き、観光、教育、福祉の融合型ビジネスを目指している。

蜂蜜の魅力に触れられる体験型複合施設の整備を描く黒田社長=鹿沼市
-4代目として黒田養蜂園入りしたいきさつは。
「大学の経営学部に進学しましたが、その直後、父が体調を崩し、家業でやっていた養蜂の仕事が大変な状況になりました。いずれ継ぐなら今でもいいと思い、大学1年の時に中退して家に戻り、養蜂を手伝うようになりました。蜜の採取、蜂蜜商品製造販売、ミツバチの貸し出しなど総合的な養蜂に取り組み、『家業』から『事業』へ、そして『企業』へと養蜂を生かした経営(ビジネス)を行いたいという思いが強くなりました。でも慎重な父は、なかなか認めてくれませんでした」

蜂蜜を使った料理を提供する「ハニービー」の店内に立つ黒田社長=鹿沼市
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