プレーオフを制して初優勝し、ガッツポーズする矢板橋=都賀CC、森田大地撮影

◇ほかにも下野新聞フォトサービスに写真

 第39回県アマチュアゴルフ選手権大会(県ゴルフ連盟、下野新聞社主催)は4日、栃木市の都賀CC(6863ヤード、パー72)で決勝が行われ、矢板橋学(やいたばしまなぶ)(市貝)がプレーオフ(PO)を制して初優勝を飾った。

 西コースをアウト、北コースをインに設定。厳しい暑さの中、予選を通過したトップアマ151選手が熱戦を展開した。

 2アンダー70で矢板橋と鈴木周吾(すずきしゅうご)(宇都宮)が並び、昨年に続き大会史上14度目のPOに突入。1番パー4を舞台とした1ホール目でボギーの鈴木に対しパーとした矢板橋に軍配が上がった。

 1打差で並んだ4人は大会規定(マッチングスコアカード方式)で3位に星が丘中2年の岡安悠稀(おかやすはるき)(宇都宮)、4位に本澤篤(ほんざわあつし)(那須塩原)、5位に相馬義孝(そうまよしたか)(同)、6位に菊地諭史(きくちさとし)(同)となった。

 連覇を狙った佐藤健(さとうたけし)(宇都宮)は74で17位に終わった。

栄冠手に入れ「びっくり」

 プレーオフ(PO)1ホール目。30センチのパーパットを沈めると、矢板橋学(やいたばしまなぶ)(市貝)は「やった。勝っちゃった」と右拳を突き上げた。クラブハウス前では待ち構えた多くの選手から祝福を受けた。