2025年度の栃木県高校総体は4月中旬から6月初旬にかけて、陸上、水泳、サッカーなど各競技で熱戦を展開した。下野新聞社では独自の試みとして、全競技の競技成績を得点化。男女別に集計した学校対抗の総合成績トップ20を発表する。

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総合成績の算出方法

 各都道府県で同時期に開催される高校総体。群馬県などでは学校対抗の総合成績を発表しているが、栃木県高校体育連盟(高体連)では行っていない。

 得点化にあたっては国民スポーツ大会(国民体育大会)のルールを参考に、各競技・種目の1~8位に得点を割り振った。

 得点は競技人数によって異なり、1位による得点は個人競技・種目(ダブルス・リレーなどを含む)が8点。団体競技では1チーム2~4人編成の競技が24点、5~7人は40点、最も多い8人以上では64点とした。

【得点詳細】(左から1位、2位、3位…の順)

  • 個人競技・種目(ダブルス・リレーなどを含む)8点、7点、6点、5点、4点、3点、2点、1点
  • 団体競技(1チーム2~4人編成)24点、21点、18点、15点、12点、9点、6点、3点
  • 団体競技(1チーム5~7人編成)40点、35点、30点、25点、20点、15点、10点、5点
  • 団体競技(1チーム8人以上編成)64点、56点、48点、40点、32点、24点、16点、8点

※同順位の場合は、次の順位の得点を加えた上で等分(例:個人種目で5位が4人の場合は各2.5点)

 なお独自ルールとして、合同チームでの得点はチーム数で等分した。国民スポーツ大会では付与される参加得点は含めていない。

 対象競技は栃木県高体連に加盟している34競技(男子・女子のみの競技も含む)。冬季競技のスキー、スケートは国民スポーツ大会同様、前年度(2024年度)の競技結果を対象とした。

【対象競技】陸上、軟式野球、バスケットボール、バレーボール、サッカー、ソフトテニス、卓球、相撲、体操、ハンドボール、水泳、スキー、スケート、ラグビー、ソフトボール、ダンス、バドミントン、柔道、弓道、剣道、重量挙げ、ボクシング、レスリング、自転車、テニス、フェンシング、ホッケー、空手、なぎなた、アーチェリー、ローイング、カヌー、ライフル射撃、少林寺拳法

※競技団体による成績発表を基に集計。1~8位の全順位が確定していない場合は、確定している順位のみ集計に含めた

【男子トップ20】1位は圧倒的強さ