戦争やテロ、大規模災害などの非常事態に政府の権限を一時的に強化する「緊急事態条項」は、現在の憲法に規定されていない。自民党は緊急事態における国会議員の任期延長などを規定する改憲に前向きだが、先の衆院選で大敗し、改憲勢力は国会発議に必要な議席を衆院で失った。

 緊急事態条項を盛り込むべきか聞いたところ、自民は「賛成」と回答。立憲民主党と共産党、参政党は「反対」、政治団体「NHK党」は「どちらかといえば反対」とした。