下野新聞社は14日、共同通信社が12、13日に実施した第27回参院選の世論調査結果に独自の取材を加味し、栃木選挙区(改選数1)の終盤情勢を探った。自民党現職の高橋克法(たかはしかつのり)氏(67)=公明党推薦=と、立憲民主党新人の板津由華(いたづゆか)氏(37)への支持が拮抗(きっこう)し、激しく競り合う展開。参政党新人の大森紀明(おおもりのりあき)氏(54)が2人を懸命に追い上げる。一方で全体の2割弱、無党派層の約4割が態度を決めておらず、情勢は変化する可能性がある。