SNSで配信するため、スマートフォンで街頭演説を撮影する陣営=3日午前、宇都宮市内

 参院選栃木選挙区(改選数1)の立候補者各陣営は、20日の投開票に向け、交流サイト(SNS)を活用した選挙戦にも熱を入れている。近年、選挙で若者や無党派層などに支持を浸透させる有力な発信方法となったSNS。各陣営は演説の生配信やショート動画など目的に合ったツールを選び、政策を分かりやすく伝えたり、親近感を持ってもらったりする工夫を凝らす。デマや誹謗(ひぼう)中傷といった負の側面も懸念しながら戦略を練る。