第107回全国高校野球選手権栃木大会第6日は17日、宇都宮市のエイジェックスタジアムなど3球場で2回戦8試合が行われ、宇都宮は4-2で矢板中央を下した。
風向きを味方に冷静に
シード矢板中央を破り、10年ぶりに3回戦進出を決めた宇都宮。篠崎淳(しのざきじゅん)監督は「ロースコアに持ち込めた。よく2失点に抑えてくれた」と接戦をものにした選手たちをたたえた。
「センターから本塁方向へ強い風が吹いていた」。先発の見目脩介(けんもくしゅうすけ)は試合前から冷静だった。直球は125キロ前後。カーブを得意球とし「三振が取れる投手ではない。打たせて取るタイプ」と自覚する。試合開始早々、2死満塁のピンチを招くも右飛に打ち取り「緩い球を捉えられても、(風で)外野は越えないだろう」と狙い通りに抑えた。指揮官も「この日が初戦の矢板中央にしてみれば、嫌な流れになったと思う」とこの場面を勝負のポイントに挙げた。

8回を投げ、2失点と力投した宇都宮の先発・見目=清原球場、広瀬華撮影
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