第107回全国高校野球選手権栃木大会第6日は17日、宇都宮市のエイジェックスタジアムほかで2回戦の残りの8試合を行い、16強が出そろった。宇都宮がシード矢板中央を4-2で下し、10年ぶりに3回戦に駒を進めた。

8回、宇商の岸田が勝ち越しの適時打を放つ=エイジェックスタジアム、森田大地撮影
8回、宇商の岸田が勝ち越しの適時打を放つ=エイジェックスタジアム、森田大地撮影

 この日で全チームが登場。前回大会優勝の石橋は宇都宮短大付を4-1で退けた。宇都宮商は八回に5点を挙げ、烏山に逆転で勝った。

 大会第7日は19日に3回戦4試合が行われる。

宇商・末永「打てば流れを変えられる」

 眠っていた打線が、土壇場で目を覚ました。3点を先行され、無得点のまま八回を迎えた宇都宮商が、5得点のビッグイニングをつくり逆転勝利。山口晃弘(やまぐちあきひろ)監督は「諦めないで頑張ってくれた」とタフな選手たちをねぎらった。