第107回全国高校野球選手権栃木大会第8日は20日、宇都宮市のエイジェックスタジアムと清原球場で3回戦4試合を行い、栃工、宇都宮などが準々決勝に進んだ。
栃工は四回、佐野日大に先制点を許し、追う展開が続いた。七回、八回に1点ずつ返して食らいつくと、2点ビハインドで迎えた九回に3点を挙げ、5-4で劇的な逆転勝利を飾った。昨秋から続いた佐野日大の県内公式戦無敗記録は途絶えた。
宇都宮は1点ビハインドで迎えた六回に同点に追い付き、七回にも1点を加えた。その後は鹿商工に得点を許さず、2-1で25年ぶりのベスト8入りを果たした。鹿商工は16年ぶりのベスト8に一歩届かなかった。
昨年秋の関東大会に出場したシード校・宇工は三回、昨年夏王者の石橋から2点を先制。八回に1点を返されたものの、九回を無失点で守り抜き、2-1で接戦を制した。
大会第9日は23日、エイジェックスタジアムと清原球場で準々決勝4試合を行う予定。
【試合結果】
栃工5-4佐野日大
青藍泰斗7-3宇商
宇都宮2-1鹿商工
宇工2-1石橋