宇都宮二荒山神社の末社・須賀神社天王祭の伝統行事「親子みこし対面」が19日夜、宇都宮市中心部で行われた。20町会の子どもみこし23基が石段を勇壮に登った。
各町会のみこしは夕方、宇都宮城址(じょうし)公園に集合。出発式に続き午後6時ごろ、宇都宮二荒山神社へ向かって渡御を開始した。気合の入った掛け声とともにオリオン通りやバンバ通りなどを練り歩き、同神社下之宮に鎮座する親みこしと対面した。その後、95段の石段を次々に登った。集まった人たちは威勢よい姿に圧倒されていた。
大寛町共和會(かい)会長の卯木敬(うきたかし)さん(39)は「小さい子も参加してくれて、例年通り開催できたことがなにより。50回目を迎える宮まつりのみこし部会役員も務めているので、節目に向けて活気づけられた」と話した。
20日は親みこしが市内を渡御する。