【矢板】中学硬式野球の第18回真中満(まなかみつる)杯矢板大会は19、20の両日、幸岡の矢板運動公園システム興産スタジアムなどで行われた。19日の開会式でプロ野球ヤクルト元監督の真中満さん(54)=大田原市出身=が、参加した県内16チームの選手を激励した。
大会は真中満後援会と市体育協会が主催。県内初のボーイズ、リトルシニア、ポニー、ヤングの4リーグの垣根を超えた大会として2008年に始まった。同スタジアムなど県内4球場でトーナメント戦を行った。
開会式で真中さんは「日頃の練習の成果を全力でぶつけ、自分のレベルアップにつなげてほしい」とあいさつ。昨年準優勝した佐野ボーイズの中道庵吏(なかみちいおり)さん(14)が「一球一打に気持ちを込めて、最後の一球まで全力でプレーする」と元気良く選手宣誓した。
始球式では真中さんが投手、森島武芳(もりしまたけよし)市長が打者を務めた。決勝で上三川ボーイズを13-3の六回コールドで下した鹿沼ボーイズが頂点に立った。