参院選での大敗を受け、自民党県連は22日、石破茂(いしばしげる)首相(自民総裁)と森山裕(もりやまひろし)党幹事長の退陣を求める要請書を党本部に提出することを決めた。物価高対策への遅れや難航する米トランプ政権との関税交渉などが大敗に影響したとし、両氏の責任を問う。要請書は23日にも党本部宛てに送付する見通しで、県連が首相退陣を求めるのは極めて異例だ。

 22日に緊急の県連総務会を開いて決定した。関係者によると、本県選出の国会議員は意思決定に関わっておらず、地方議員主導の判断という。