4強勢トップの9打点でチームをけん引する作新の土井

17回を投げ無四死球と安定する国学栃木の2年生エース辺見

打率6割超えの宇工のリードオフマン沼尾

14回を投げ、防御率0点台を誇る青藍泰斗のエース永井

4強勢トップの9打点でチームをけん引する作新の土井 17回を投げ無四死球と安定する国学栃木の2年生エース辺見 打率6割超えの宇工のリードオフマン沼尾 14回を投げ、防御率0点台を誇る青藍泰斗のエース永井

 第107回全国高校野球選手権栃木大会第10日は25日、宇都宮市のエイジェックスタジアムで準決勝2試合が行われる。第1試合は4年ぶりの王座奪還に燃える作新学院と、3年ぶりの夏制覇を目指す国学院栃木が激突する。夏の大会での両校の顔合わせは2022年の準決勝以来。第2試合は35年ぶりの聖地を目指す青藍泰斗が、7年ぶりに4強入りした宇都宮工と対戦する。各校のこれまでの戦いから、激戦必至の両カードを展望する。

【作新-国学栃木】〝矛盾〟対決、序盤の攻防に鍵

 4強勢最高の29得点、チーム打率4割3分2厘と圧倒的な攻撃力を誇る作新学院と、同最少の3失点と守備の強固な国学院栃木との、矛盾(ほこたて)対決の様相を呈す。