自治医大の研究チームは28日、脳のエネルギー不足で発達の遅れなどが生じる希少な指定難病「グルコーストランスポーター1(GLUT1)欠損症」の症状を軽減する遺伝子治療の臨床試験を開始する。GLUT1欠損症に対する遺伝子治療は世界初という。同日から順次、6人の患者に治療用遺伝子を投与する治験を行い、国からの早期承認を目指す。担当する同医大小児科学講座の中村幸恵(なかむらさちえ)講師は「根本的治療の選択肢として確立したい」と話している。
残り:約 647文字/全文:871文字
この記事は「下野新聞デジタル」のスタンダードプラン会員・愛読者(併読)プラン会員・フル(単独)プラン会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報でとちぎの「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者・フルプランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く