第107回全国高校野球選手権栃木大会第10日は25日、宇都宮市のエイジェックスタジアムで準決勝2試合を行い、作新学院、青藍泰斗が決勝に進んだ。
作新は、3年ぶりの夏制覇を目指す国学院栃木と対戦した。三回に2点を先制すると、四回にも追加点を挙げ、序盤にリードを3点に広げた。六回、七回に計4失点を喫して国学栃木に逆転を許したものの、七回裏にすかさず同点に追いつき、試合は延長タイブレークへ。
作新は、十回の国学栃木の攻撃を無失点で抑えると、試合を決める1点を入れてサヨナラ勝ちを飾り、4年ぶりの王座奪還に王手をかけた。
青藍泰斗は、7年ぶりに4強入りした宇都宮工と対戦。初回に2点を挙げると、その後も追加点を重ねて試合を優位に進めた。守りでは宇工に得点を許さず、6-0で試合を決めた。35年ぶりの聖地を目指し、作新に挑む。
決勝は、27日午前10時からエイジェックスタジアムで行われる予定。
【試合結果】
作新5-4国学栃木(延長十回タイブレーク)
青藍泰斗6-0宇工