三遊間の深い当たりを滑り込みながら捕球し、ノーバウンドで一塁へと送球する。四回2死一塁、青藍泰斗の遊撃手、佐川秀真(さがわしゅうま)がこの日三つ目のゴロで美技を見せた。

7回、投手強襲の内野ゴロを一塁に好送球する青藍泰斗の遊撃手・佐川=エイジェックスタジアム、広瀬華撮影
7回、投手強襲の内野ゴロを一塁に好送球する青藍泰斗の遊撃手・佐川=エイジェックスタジアム、広瀬華撮影

 軽快な足の運び、柔らかなグラブさばき。難しい当たりも簡単にアウトにする。県内一の遊撃手とも評される。ただ入学時から守備が得意だったわけではない。二遊間でコンビを組む須加匠(すかたくみ)と練習を重ねて腕を磨いた。

◇ほかにも下野新聞フォトサービスに写真